倖田來未さんが発言した 羊水腐る って何のこと
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歌手の倖田來未さんがオールナイト日本で発言したことから大騒動になっていますね。そもそも羊水とはいったいなんでしょう?羊水とはそもそも妊娠中の胎児の発育を助けたり、赤ちゃんや母体の衝撃を和らげるクッションの役割をします。胎児は羊水に包まれていて、羊水の中で成長していきますので、成長過程で胎児尿の中などから、胎児の発育状態や先天疾患の有無などの判断が可能となる訳です。この羊水の量は妊娠の経過と共に量が増え、妊娠32週〜35週では900mlにも増えるのです。羊水の検査をする事で胎児の染色体検査を行う事ができます。いわゆる染色体検査と呼ばれる検査です。この検査によって異常が認められた場合は知的障害やダウン症などの障害を持つ可能性があります。しかし、あくまでも可能性ですので確実性はありません。羊水が腐ると言うのはどこにも記載されていませんので、倖田來未さんがとっさに口から出てしまった言葉なのでしょう。
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そもそも35歳までに出産しないと羊水が腐る。というのは、35歳までに出産しないと卵子の質が落ちるの間違いかと思います。女性は男性と違い35歳くらいをめどに卵子の質が落ちます。でも、排卵は50歳くらいまではありますので、質の良い卵子と結合し着床できれば妊娠、出産は充分可能です。ただ、卵子の質が低下する事で、仮に妊娠しても、羊水検査で異常が見つかったり流産してしまったりする可能性もあります。倖田來未さんは、35歳くらいで出産しないと、卵子の質が低下して、仮に妊娠しても、羊水検査によって、先天性の疾患が見つかる可能性があったり、流産する可能性があると言う事を、人くくりにして 羊水腐る と発言してしまったのでしょう。近所のおばちゃんが話しているレベルで、それも公共の電波を使って・・・35歳以上で妊娠中の方、これから妊娠して出産をしようと思っている方を一挙に敵に回してしまいましたね。残念ですね。
女性の社会進出が当たり前の時代なので出産を考えてない方、もっと先でと考えていた方も多い事でしょう。今回の倖田來未さんの 羊水腐る 発言により、正しい知識での出産を考えられた方も多いのではないでしょうか?最近は卵子の質を向上させる方法ですとか、若いときに冷凍保存しておいた卵子を40代になってから子宮に戻す事も可能になっているそうです。また、万能細胞の出現によって近い将来には年齢や卵子のランクに関係なく出産できることも可能になる事でしょう。60代の女性が出産しました。なんて話も珍しくなくなるかもしれません。老人大国の日本としては少子化のストップがかけられることでしょう。ただ、倫理面で大きな問題が残りますので、慎重な政策が必要になりますよね。好きなときに生んで好きなように育てる、時代と共に女性のパワーが炸裂しそうです。亭主関白、男尊女卑、こんな時代は本当にあったのかと思えるような、今の日本です。